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「孫文の義士団」 ★☆(1.5点/5.0点)

138分/中国(2010)

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 中国ではレッドクリフPart2を抜き記録的な大ヒット、日本でも公開されるや各界から称賛のコメントが寄せられた。が、しかし個人的には見事に期待を裏切られた。

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 清朝末期の香港、そこに一人の男が来航するとの極秘情報が流れる。その名は「孫文」。彼は辛亥革命を成功させるべく、同志たちとの密談の為にやって来るのだった。しかしそれを知った西太后は香港に500人の暗殺団を送り込む。孫文が殺されてしまったら中国は終わってしまう。何としても孫文の暗殺を阻止するべく、名もなき8人の義士が集められた。そしてついに孫文来航の日、彼らと暗殺団との壮絶な戦いが幕を開ける。

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 最初にあらすじを読んだ時、私は本作を真っ先に十三人の刺客(日本/2010)のような感じの映画だろうと決めつけてしまった。これがいけなかったのだと思うが、実際に蓋を開けてみると全く毛色の違う作品で少々面食らってしまった。
 辛亥革命という史実を背景に置き、孫文を守る義士達の生き様にスポットを当てたのは良いのだが、その義士達一人一人のドラマパートがやたら野暮ったい。他の中国の映画にもこういう傾向が多いのかもしれないが、本作は兎に角演出がくどく、いちいち鼻に付くのだ。単にベタな演出だけならまだしも、本作はベタに加えて長尺な上にそれを何度も繰り返す。完全に作品全体の足を引っ張っているとしか思えない。また、ポスターのキャッチコピーで強調されているラストの死闘だが、義士達の闘いをバラバラに描いているため、いまいち盛り上がりに欠ける。そもそも孫文を密会の場に連れていく際の影武者は必要だとは思うが、密会中の影武者は必要ない気がする・・・。密会中は準備が万全の街中で待ち伏せしてその場を死守する。こういう具合で、まさに十三人の刺客のように一体感があった方がもっとシンプルに面白かったはず。しかしながら個々のアクションのクオリティは非常に高い。個人的にはやはり最近推しているドニー・イェンのストリートファイトが素晴らしかった。人ごみの中を全速力で駆け抜け、軽々と障害物を飛び越える様を真横から追ったショットは実に見ごたえがあるし、その後の暗殺団幹部との殴り合いも凄まじい。いつもながらワイヤーによる蹴り技の鮮やかさにも注目すべきだろう。

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 本作はひたすら無駄が多いの一言に尽きる。あらすじのシンプルさをそのまま映像化してくれればよかったのに・・・。

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          ↑ この後首の骨を折って殺す(本当

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2011-09-19 : 中国・アクション : コメント : 0 : トラックバック : 0
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「処刑剣 14 BLADES」 ★★★★(4.0点/5.0点)

※はじめに、今回から気まぐれではありますが、取り上げる作品についての個人的な評価を明確にしていこうと思います。満点で色の塗られた星マーク「★」が5つ、星半分を色の塗られていない星マーク「☆」で表します。というわけでよろしくお願いします。



113分/中国(2010)

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 世界的アクションスター、ドニー・イェン主演のアクション映画。香港では去年のお正月映画だったそうだ。とはいえ日本での上映は非常に小規模、面白かったんだけどなぁ・・・

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 14世紀後半から200年にわたって中国全土を支配した明。その影には暗殺者集団「錦衣衛(きんいえい)」があった。孤児を集め互いに殺し合わせ生き残ったものが一員となる。彼らに名もなく、最強の頭目は「青龍(チンロン)」と呼ばれ14本の剣からなる「大明十四頭刀」を授けられる。ドニー・イェン扮する青龍は皇帝側近のジアから命を受け重臣の暗殺に向かうが、謎の集団に襲撃され謀反の罪で追われる身になってしまう。しかし青龍は己の尊厳を守るべく陰謀に立ち向かう。

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 最近個人的に注目し始めたドニー・イェンの主演作という事で劇場に足を運んだが、劇場で観賞して正解。ストーリーは若干説明不足な感じはあるけど気にならなし、テンポも良く非常に質の高いアクションエンターテイメントで、ラストまでガッツリ楽しめた。キャストも豪華で、ドニーの他にはレッドクリフでお馴染みヴィッキー・チャオや我らがサモ・ハン・キンポー叔父貴も出演している。
毎度ドニーのキレのあるアクションには惚れぼれするが、今回は刀を使ったアクションということで食い入るように(笑)堪能した。彼のソードアクションをまともに観るのは本作が初めてだったが、文句なしに凄まじい。あれほど素早い殺陣をこなせる俳優は世界的にも中々いないだろう。
俳優のアクションに花を添える演出もしつこくなく見事で、ワイヤーアクションやスローモーションを駆使したスタイリッシュな作風に好感が持てる(すぐに想像したのがグリーン・デスティニー)。また、スローにする場面と通常時との兼ね合いが良く取れていた。見せる部分はしっかり見せる、これはアクション映画では非常に大事なことである。

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 劇中ドニーが使用していた「大明十四刀」が自分の中のツボにクリティカルヒットした(笑)。14種類の刀がセットになって収納されているボックスがあって、それがガシャガシャ展開して中から刀が飛び出すギミックなんてあったらきっと何かしら(厨二的なアレを)感じるものがあると思うんですよ!更に刀どうしが組み合わさって別な武器になるとかもう男にとっては堪らないというか(笑)。思い返せば全体的に劇中の登場した武器のデザインはどれもかっこいいものばかりだった。一兵士の持つ刀にしても凝った装飾がしてあったり、様々な武器に対するこだわりが随所から感じ取れる作品でもある。

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 これまではさほど気にも留めていなかった中国アクション映画ですが、こうしてじっくり観賞してみると非常にクオリティの高いアクションが展開されている事が分かります。しかしアクションのスタンスはブルース・リーやジャッキーと変わらない。これが中国のアクション映画の最も良いところですよね。ずっと同じ技術を追求してきたからこそのこのクオリティ。今後も中国のアクション映画、そしてドニーに期待です。

テーマ : 香港映画
ジャンル : 映画

2011-09-17 : 中国・アクション : コメント : 0 : トラックバック : 0
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