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「映画 けいおん!」 ★☆(1.5点/5.0点)

 110分/日本(2011)

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 TBS系列の人気アニメ「けいおん!」の劇場版が満を持して登場。1話たりともテレビシリーズを観た事が無い(勉強不足でごめんなさい笑)私にとっては苦行以外の何物でもなく、今年一番観るのが辛かった作品。

 高校生活最後の思い出づくりとして、放課後ティータイムの面々が卒業旅行でロンドンに旅立つ。あらすじこれだけ!

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 最初にも書きましたが、私はテレビシリーズ未見でファンでもなんでもありません。そのため批判的な意見を述べるのは恐れ多いのですが、あまりにも酷かったので・・・。
 テレビシリーズの映画化という事で、そういったものを観る際に個人的に意識しているのがテレビ版との差別化である。しかしながら今回はテレビシリーズ未見。比較する事が出来なかったが、一緒に行ったテレビ版視聴済みの友人によると全く変わらないとのこと。テレビ版では何気ない日常を描き、その尊さを感じさせてくれる作品だったらしいのだが、はたして映画版でもまったく同じスタンスだったようだ。私はそもそもこれが耐えがたいものだった。一言で言ってしまうと“退屈”。まして展開が速いわけでもなくただひたすらダラダラしている。何せロンドンに行くまでのカットに50分くらいかけているのだ。何をどうやったらそんなに尺が延ばせるのか(笑)。ロンドンに行くのは劇場版のメインパートではないのだろうか・・・。あまりにもロンドンの扱いが雑で、更にそれに輪をかけてロンドンでも大した事が起こらない。寿司屋でライブをさせられるというハッタリはいい具合に思えたのだが、肝心のライブパートが短い短い(笑)。むしろもっと大胆なとんでもないケレン味溢れる作風の方が良かった。キャラのファンであればなんでも無さを楽しむことで素晴らしい作品に昇華するらしいのだが、個人的にはもっとトンデモ展開が欲しいところ。

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 本作、ロンドンから帰国して終わるわけではなく、テレビ版最終回のアナザーストーリー的な展開に発展(らしい)。卒業を控えた4人と後輩として残るあずにゃんとの別れを描き、あずにゃんに歌をプレゼントする。この辺の演出はあっさりで好感が持てた。だが、本作で描きたかった本筋をここだと仮定するとロンドンに行く部分が丸ごと抜けててもいいのではないだろうか。結局ロンドンに行って何も得ていないし、それがラストに繋がるわけでもない。根本的に無駄な気がしてならない。そして本作中もっとも大きなハッタリの一つのロンドン行きがいらないとすればけいおんを劇場版にする意味が全く理解できなくなってしまった。比較するのはおかしいが、差別化の意味で言えば同じく今月観に行ったフォーゼ&オーズの方がはるかに上手く差別化を図れていた。やっぱり別にテレビの特別編で良くねー(笑)

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 本作、確実にどこを見て評価するのかはファンとは全く異なってしまうため、結局はバックボーンがかなりしっかりしていなければ全くノレない最悪に等しい体験となってしまう事は間違いないと思う。

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 面白い事にあずにゃんは我々観客視点なんですよねー。あと、一度は言ってみたかった「あずにゃんぺろぺろ」(爆)
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テーマ : アニメ
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2011-12-28 : アニメ映画 : コメント : 0 : トラックバック : 0
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「タンタンの冒険 ユニコーン号の秘密」 ★★★(3.0点/5.0点)

107分/アメリカ・ベルギー(2011)

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 ベルギーでは知らぬ人はいないと言われている漫画「タンタンの冒険旅行」をスピルバーグがCGアニメとして映像化した本作。スピルバーグにとっては初の3D映画であり、同時に初のアニメーション映画でもある。

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 蚤の市で偶然見つけた帆船ユニコーン号の模型に一目惚れし購入した主人公の新聞記者タンタン。しかしその直後その船には関わるなと見知らぬ男に忠告される。家に戻ってはみたものの、訝しく思ったタンタンはユニコーン号を調べるために図書館に向かう。そしてそれはかつて海賊に襲撃され、積んでいた財宝と共に消えた軍艦だったことがわかる。意気揚々と自宅に戻るタンタンだったが、部屋は何者かに荒らされ、ユニコーン号の模型が消えていた。

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 私は「タンタンの冒険旅行」は衛星放送で放映されていたアニメ版を見たり漫画を読んだりと、当時それなりにのめりこんでいた。そのイメージで本作の制作を知った時は原作のテイストを想像したが、実際トレーラーを見てびっくりフジツボ!(笑)。アンディ・サーキスさん(シーザーっ!!)のパフォーマンスキャプチャ、美麗CGにも飛び上がるくらい驚いたが、それ以上に「ちょーアクションしてんじゃん!」と仰天してしまった。
 まずオープニングのジョン・ウィリアムズのスコアに乗ったかわいらしい影絵的な演出からグイグイ引き込まれた。冒険と名のつく作品でここまで正真正銘に冒険心をくすぐられた映画は今のところ私は観た事が無い。とにかくオープニング、序盤の謎の提起から旅に出るまでのワクワク感が堪らない。また、スピルバーグは当然のことながら映画のいろはを十二分に理解している。そのため、こういったアニメの作品を作るにあたって実写では実現するのが難しい演出をふんだんに盛り込んでしっかり実写との線引き図っているのだが、彼の場合その実現不可能な部分がとんでもない(笑)。その代表として挙げられるのが終盤の4分くらいのスピルバーグお得意のザ・スラップスティックコメディなワンショットだ。タンタンとハドック船長が財宝の手がかりである羊皮紙を取り戻そうとして逃げる敵を追いかけるという内容で、ダムや建物を盛大に破壊しながら傾斜を駆け降りる。まさに圧巻。一体どうやって構図を考えたのが非常に気になる。このワンショットを劇場で見られただけでも収穫があったと言える。

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 が、しかし、中盤以降はアクションシーン以外は完全に失速しているように思う。そして致命的な事に冒険心の部分が抜け落ちてしまっているのだ。序盤こそ明確な理由づけによって冒険に出ているわけだが、中盤以降なぜ冒険しているのか明確によくわからず主人公タンタンに全然ノレなくなってしまった。案外淡白な中身も相まって、飽きに等しい感情まで芽生える始末。ひたすらスピルバーグ的アクションを堪能するというのも一つの観方ではあるが、個人的には納得がいかない。結果としてガクッと自分の中での評価が下がってしまった・・・。

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 まぁあくまで作り手もそのつもりなのかもわからないが、にしても致命的ではないかと。続編は制作として名を連ねているピーター・ジャクソンがメガホンを取るようだが、いったいどうなる事やら。

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2011-12-27 : アニメ映画 : コメント : 0 : トラックバック : 0
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「ジョニー・デップはランゴ」 ★☆(1.5点/5.0点)

 107分/アメリカ(2011)

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 パイレーツシリーズのゴア・ヴァーヴィンスキーが監督を務め、その名の通りジョニー・デップが主演という何ともパイレーツライクなCGアニメ。パイレーツシリーズを観た時から感じていたが、どうやら私はこの監督のセンスについていけないようだ・・・

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 ペットのカメレオンのランゴは搬送中の事故で荒野に水槽ごと投げ出されてしまう。ペットから一転、自由になったランゴだったが、どうしたらいいかわからない。砂漠をさまよった末町にたどり着き、口から出まかせの嘘でその町の保安官になることに。

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 子供向けを意識してか、序盤から意味のないかつ笑えない演出の数々の挿入により非常に散漫な印象を受けるため、大元のテーマ性が薄い。全体としてのプロットが単純なため、肉付けをするのは一向に構わないと思うが、本作においてそれは全くの蛇足でしかない。また、カメレオンを主役にして生き方について取り上げているにも関わらず、特徴を活かしていないためカメレオンである必要性を全く感じないから本末転倒である。そしてジョニー・デップもランゴ役にふさわしいとは全く思えないのだ。よくカメレオン俳優とは言われているが、私個人としてはジョニー・デップはジョニー・デップでしかないと感じる。
 主人公のキャラクターは人生に迷ってふらふらとしているので軸がないのは当たり前だが、本作では主人公の周りのメンバーにも明確な軸を持つものが少ない。要するに馬鹿ばかり出てくるのだが、これが観ていて非常にイライラさせられた。主人公もラストにしっかりブレない軸を手に入れることになるわけなのだが、これも少々投げやりな演出が鼻につく。

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 本作、総合的に見て全く面白みを感じない。序盤からの散漫な演出のせいでテーマ自体が破たんしているように感じるし、ドラマパートも適当。良かった点を挙げるとすればCGの美しさと動きの滑らかさ(特に水のテクスチャは見事)と、ハンス・ジマーによる音楽だ。特に後者は素晴らしい。オープニングの「続・荒野の用心棒」を彷彿とさせるようなテーマ曲や戦闘曲などどれも耳に残る。

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 とにかくヴァーヴィンスキーには今後何も期待しない。本作を観て後悔しました・・・。

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2011-11-18 : アニメ映画 : コメント : 0 : トラックバック : 0
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「コクリコ坂から」 ~三丁目のジブリ的な~

 スタジオジブリ最新作。宮崎吾朗(新人)が監督を務め、父である駿が脚本を書いている。本作は、同名少女漫画を原作とした劇場版アニメである。吾朗監督にとって本作が2作目の長編映画作品となった。前作ゲド戦記よりはずっとキャラクターの描き方が良くなったものの、やはりまだまだ作品としては中途半端な印象が否めない。

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 1963年、横浜。高校に通いつつ港の見える丘の上にあるコクリコ荘を切り盛りする16歳の少女、海(長澤まさみ)。父を朝鮮戦争で亡くしたことから、彼女は毎朝海に向かって信号旗を上げ、亡き父を思うのだった。一方その旗を海から見上げる17歳の少年、俊(岡田準一)。彼は海と同じ高校に通っている。海と俊はやがてあるきっかけで出会い、互いに惹かれあう。

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 観終わってからの率直な感想としては、宮崎駿は年齢と共に説教臭さが格段に上がっているということだ。企画・脚本が宮崎駿なのだが、本作はそもそも1963年が舞台。今の時代に古い時代設定の作品を持ってくる所からすでに「あの頃は良かった」という年寄りの思考が嫌でも伝わってくる(あくまで個人の意見なのであしからず)。更に、これはアニメ作品であり、なおかつスタジオジブリ作品ということで、もっと子供に夢を与えるようなファンタジックな作品(コクリコ坂に関しても実は少しファンタジーな部分があるが、いずれにしてもターゲットとする年齢層が高めで分かり辛い)を作るべきではないだろうか。また世代以外の観客にとっては当時の空気感など分かるはずもなく、本作の監督である吾朗すら当時この世にはいなかったのだ。
 しかし逆に言えばそれだけ捉え所のない舞台の作品を、当時を知らないのに作り上げることができた事は褒めるべき点だろう。ノスタルジックな雰囲気は抜群に出ているし、先ほどの話の裏を返せば世代の方々にはかなりしっくりくると思う。まぁそれには父駿の影響が大きいと思われる・・・。

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 肝心な本編の感想だが、「ダメな部分が多いけど、そこまで悪くはないよね。」といった感じ。タイトルのコクリコ坂の意味すら明確でないような全体的に説明不足な点、もたついてどこかおぼつかない演出等、映画としてどうなのこれ?という点は多いものの、終わってみればゲドのように否定する作品でもない所で収まっている。ちなみに、安っぽいメロドラマみたいであることは疑いようのない事実。
 宮崎吾朗は監督としてのスキルが前作とは比べ物にならないくらい上がっていると言えるだろう。“ジプリっぽさ”という点でも十分感じ取れるレベルだった。まずキャラクターに魅力を感じさせてくれる点。特に主人公の海はそれが顕著で、彼女の一日の始まり、日課、学校生活、恋に対する微妙な心境の変化などから感じ取れるキャラクタ性は非常に魅力的だった。そしてこれはジブリ作品の核になると言っても過言ではない食事の描写。ゲド戦記の食事シーンは全く美味しそうに見えなかったし、汚らしかったが、本作ではハムエッグやアジフライ、コロッケなど、ご飯がご飯として描かれていた。

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 間違いなく宮崎吾朗作品の中では一番いいよね!(ドヤっ)。というかゲドなんて無かったに等しいです(笑)。あと、成長したと言ってもストーリーテリングの部分ではまだまだでしょう。本作は駿さんの脚本という下敷きがあったからまとまっていたというだけにすぎませんし。何よりまだ吾朗さんの色が出ていない感があります。早いとこ吾朗さんらしさが確立できるといいですね。
話は変わりますが、主題歌いい!手嶌葵さんも出演してるよ!(笑)長澤まさみさんかわいい!(笑)

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          ↑くっそ、吾朗ずるい!

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2011-08-20 : アニメ映画 : コメント : 0 : トラックバック : 0
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「鋼の錬金術師 嘆きの丘の聖なる星」 ~あいつヨキの親戚かなにかだろ~

 荒川弘先生による原作が有名な鋼の錬金術師。その劇場版2作目が公開された。今回は原作ともリンクさせ、コミックスの11巻と12巻の間という設定になっている。原作ファンの身としては原作リンクという事でちょっと期待したわけですが・・・

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 アメストリス国の首都、セントラルシティの中央刑務所から一人の囚人が脱獄する。ちょうどセントラルにいたエドワードとアルフォンスのエルリック兄弟は刑務所付近で脱獄した囚人に遭遇。その場で捕らえようとするが、その脱獄囚、メルビン・ボイジャーの強力な錬金術の前に逃走を許してしまう。仕方なく刑務所内でメルビンが使用していたベッドを調べることに。すると枕の下に一部記事が切り取られた新聞を発見する。その新聞をを照合すると、ある少女(ジュリア・クライトン)がアメストリスに密入国しようとしたという記事が切り抜かれていた事が判明。興味を惹かれたエド、アルはジュリアが捕らえられているというアメストリス国の西の端にあるテーブルシティに向かう。ところがそこにはメルビンも現れ、エド、アルはその土地の血塗られた歴史を知る事になる。

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※ネタバレ注意



 原作リンクという話を聞いて、ファンとしては非常に嬉しかったわけだが、実際映画の蓋を開けてみると、他のいわゆる劇場版アニメとなんら変わらないではないか。ましてや今回はハガレンぽさもあまり感じられない。残念な出来というにふさわしい作品だろう。しかし設定が案外細かかったりするので、同時に惜しい作品でもある。
 本作はとにかくあらゆる部分で粗が目立つ。言い換えるなら雑だ。ストーリーに大きな筋立てがあるというのはなんとなくわかるのだが、脚本や演出面における雑さが際立ってしまい、その筋立てを見失ってしまう。これは致命的な弱点だろう。さらに、ドラマの膨らませ方が下手だ。例えば、ラストあたりになってメルビンの素性が分かるシーンやそのさらに先の本物のジュリアの兄の存在の露呈などが入り組むシーンなど、ネタばらしをするタイミングなどがあまりにも子供っぽい。次の展開が完全に読めてしまうのだ。非常にチープなドラマになってしまっている。また、酷い演出も気になる。特に錬金術関連なのだが、ハガレンはいつからスターウォーズになった?正直失笑レベルの錬金術バトルを見ることになるとは思わなかった。それは終盤、テーブルシティにまつわる血塗られた歴史を紐解き、賢者の石を手に入れたジュリアとメルビンが戦闘を繰り広げるシーン(テーブルシティに張り巡らされた軍用の指令パイプは、実は鮮血の星、つまり賢者の石を作るための錬成陣を模している。この設定は正直どうかと思う・・・)で、互いの錬金術のパワーを放出し、競り合うのだが、構図がどう見てもスターウォーズに見える。むろんハガレンらしさはそのシーンからはかけらも感じられない。
 反面、設定の細かさや豪華な声優さんの演技などは評価できるポイントと言える。
舞台はアメストリス国の西の端、クレタ国との境にある街、テーブルシティ。原作では触れられなかった地域で、街の外観から独自の文化があることが窺える。また、テーブルシティはアメストリス国とクレタ国の間に位置する街、よって登場する人種も様々である。アメストリス人はもちろん、クレタ人、そしてミロス人など。人種の差別化は身体的な特徴によるものではなく、すべて衣装によるという村田監督の拘りも素晴らしい。
 キャストはエド役の朴璐美さん、アル役の釘宮理恵さんをはじめとするレギュラー陣の演技はもちろん、ゲスト声優でメルビン役の森川智之さん、ジュリア役の坂本真綾さんの演技も素晴らしかった。特に坂本真綾さんは個人的に好きだということもあるが、キャラクター共々非常に良かった。

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 本作は決して面白いと言えるような作品だとは思いませんが、評価できるポイントがないわけではありません。まだご覧になっていない方でこれから観に行く予定があるという方はご自分で見どころを見出す事をお勧めします。まぁあくまで気軽に観に行く感じで(笑)。あと、過度な期待は禁物です。

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          ↑CVが坂本真綾さん。本作のヒロインであるジュリア。

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2011-07-02 : アニメ映画 : コメント : 0 : トラックバック : 0
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