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「ザ・ライト エクソシストの真実」 ~ジジイと男とジジイと悪魔~

 アンソニー・ホプキンスの顔がアップになったポスターが印象的な本作。タイトルから分かる通り悪魔祓いに関する映画である。注目すべきは実話を元にしているという点で。エクソシストというと1973年のウィリアム・フリードキンによる映画(私は未見)が浮かぶ人が多いと思うが、本作はこのようなエンタテイメントとしてのエクソシストを描いた作品ではなく、実在するエクソシストにスポットを当て、それをホラー調の演出をまじえつつシリアスに描いたドラマである。

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 代々葬儀屋や神父を営んできた家系に生まれた主人公のマイケル。マイケルも将来司祭になるために神学校に入学するが、信仰心の欠如を原因とし、司祭になる事を辞退してしまう。そんなある日、交通事故現場に居合わせたマイケルは神父として被害者を看取る。それがきっかけで神学校の神父に勧められ、バチカンで行われているエクソシスト養成講座を受けることになってしまう。半信半疑で講座を受けていた折、講座の講師である神父にルーカス神父(アンソニー・ホプキンス)を紹介され、実習という形で悪魔祓いに参加していく形になる。
 
ホラー映画として観てしまうとまったく面白味のない作品になってしまうが、エクソシストという職業について知るためのきっかけとするならばうってつけの素材と言えるだろう。悪魔が人に取り憑くとどうなってしまうのか、どう対処するのかなどを大学の講義のような形で説明していくシーンなどがなんともシュール。また、アンソニー・ホプキンス扮するルーカス神父の悪魔祓いシーンも生々しくて実に興味深かった。だがこれはあくまで映画前半の内容である。後半は話の腰が折れている。まず悪魔の存在が前半と比べ明らかに低俗になっている。たとえるならサム・ライミの「スペル」のような感じ。もっと悪魔の存在が見え隠れするような、臭わせるような演出にすべきだったのではないだろうか。更にはラスト、主人公の信仰心についての演出が雑すぎて興ざめである。はっきり言ってしまうと、急に主人公が信仰心を取り戻してルーカスに憑いた悪魔に打ち勝ち、追い払ってしまうというもの。突っ込みどころ満載でぶっ飛んでいる。これに関しては製作者側も掘り下げたかったのかもしれないが、あまりにも突飛である。しかしその際のアンソニー・ホプキンスの怪演ぶりは必見。変態のようでねっとりした嫌な感じがしっかり伝わってきた。また目が怖い。それまでのルーカスの目つきからは一転、かなり気持ち悪かった。名優たる所以を改めて実感した。

全体的にはあまり面白くない作品だった。また、宗教的な色が強いので万人向けとは言えないだろう。しかし前半のリアルタッチな部分は興味深いし、悪魔祓いや悪魔憑きの実態などを知るきっかけになるかもしれないので気になる方は是非。
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テーマ : ホラー映画
ジャンル : 映画

2011-04-24 : 洋画・ホラー : コメント : 0 : トラックバック : 0
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