「仮面ライダーW RETURNS 仮面ライダーアクセル」 ~こんなブログ振り切るぜ!~
2009年~2010年にかけて放映された平成仮面ライダーシリーズ11作目、仮面ライダーWのスピンオフ企画。Vシネマとして製作された。本作では熱血刑事照井竜にスポットを当て、仮面ライダーアクセルを主役として物語が進む。
相変わらずの熱血仮面ライダー刑事の照井竜は、鳴海探偵事務所の所長である鳴海亜樹子と結ばれ、幸せな新婚生活を送っていた。偶然現行犯でスリ犯を確保したことから、連続スリ事件を追う事になった照井。しかし何者かの罠で同僚の刃野刑事を拳銃で撃った犯人に仕立て上げられ、更にはスリ犯の内の一人、葵と行動を共にすることになってしまう。そしてそこへコマンダードーパントが現れ葵に爆弾を仕掛け、そして葵の命を担保にあるものを取ってくるように要求される。深刻化する事態、果たして照井は自分にかかった嫌疑を晴らし葵を救い、ピンチを振り切れるのか・・・。
スピンオフでVシネ作品ということもあり、多少内容が不安だったが、見事に良い意味で裏切られた。スタッフのダブルに対する愛が感じられる良い作品である。テレビシリーズからのファンはまず間違いなく満足できる作品だろう。
ストーリーに関してはいつも通りのダブルといった感じ。コメディ要素やシリアス要素が上手く盛り込まれている。また、ゲストキャラとして、テレビシリーズに登場したリリィ白銀とフランク白銀も登場。リリィさん相変わらずかわいいっす(笑)。終盤にはしっかり照井のキメ台詞(振り切るぜ!、俺に質問をするな!)を入れたり、ベタだけど熱い展開、新フォームのアクセルブースターの登場など盛りだくさんで言う事なし。今回特筆すべきはアクションパートだろう。本作も自らアクション監督を務める坂本浩一監督の作品ということもあり同監督の先の劇場公開作で、文句なしの傑作である「A to Z 運命のガイアメモリ」並、もしくはそれ以上にアクションの充実したボリューム満点なものに仕上がっている。今回はアクセルではなく照井竜の生身のアクションが凄まじい。演じていた木之本さんの迫真の立ち回りは必見。何度見ても素晴らしい。特に中盤、スリ犯の葵と手錠で繋がった状態でコマンダードーパントの下っ端と闘うシーンは一押し。撮影も大変だったとは思うが、やはり手錠という制約付きの中で見せる格闘アクションはかなり辛かったのではないだろうか。重ねて言うが、照井竜役の木之本さんは本当に素晴らしいアクションを見せてくれている。また、本作ではなんとなだぎ武もアクションに参加。ジャッキー・チェンに影響を受けたという坂本監督の指導のもと、中々のジャッキー風アクションを披露している。そちらの方にも注目してもらいたい。
この仮面ライダーW RETURNSという企画は本作だけに留まらず、7月にもう1本リリースされる。それが「仮面ライダーエターナル」である。こちらは前にも書いた「A to Z運命のガイアメモリ」に登場した敵キャラである、松岡充さんが演じる大道克己(仮面ライダーエターナル)および彼の率いる組織、NEVERにスポットを当てた作品となる。本作同様スタッフの愛がにじみ出た作品となる事は間違いないと思われるので、大いに期待したい。
↑画質は良くないですが、ゲストキャラのリリィ白銀さん(長澤奈央ちゃん)。
↑松岡充さん演じる大道克己率いるNEVER。ちなみに松岡さんの右奥は須藤元気さん。
相変わらずの熱血仮面ライダー刑事の照井竜は、鳴海探偵事務所の所長である鳴海亜樹子と結ばれ、幸せな新婚生活を送っていた。偶然現行犯でスリ犯を確保したことから、連続スリ事件を追う事になった照井。しかし何者かの罠で同僚の刃野刑事を拳銃で撃った犯人に仕立て上げられ、更にはスリ犯の内の一人、葵と行動を共にすることになってしまう。そしてそこへコマンダードーパントが現れ葵に爆弾を仕掛け、そして葵の命を担保にあるものを取ってくるように要求される。深刻化する事態、果たして照井は自分にかかった嫌疑を晴らし葵を救い、ピンチを振り切れるのか・・・。
スピンオフでVシネ作品ということもあり、多少内容が不安だったが、見事に良い意味で裏切られた。スタッフのダブルに対する愛が感じられる良い作品である。テレビシリーズからのファンはまず間違いなく満足できる作品だろう。
ストーリーに関してはいつも通りのダブルといった感じ。コメディ要素やシリアス要素が上手く盛り込まれている。また、ゲストキャラとして、テレビシリーズに登場したリリィ白銀とフランク白銀も登場。リリィさん相変わらずかわいいっす(笑)。終盤にはしっかり照井のキメ台詞(振り切るぜ!、俺に質問をするな!)を入れたり、ベタだけど熱い展開、新フォームのアクセルブースターの登場など盛りだくさんで言う事なし。今回特筆すべきはアクションパートだろう。本作も自らアクション監督を務める坂本浩一監督の作品ということもあり同監督の先の劇場公開作で、文句なしの傑作である「A to Z 運命のガイアメモリ」並、もしくはそれ以上にアクションの充実したボリューム満点なものに仕上がっている。今回はアクセルではなく照井竜の生身のアクションが凄まじい。演じていた木之本さんの迫真の立ち回りは必見。何度見ても素晴らしい。特に中盤、スリ犯の葵と手錠で繋がった状態でコマンダードーパントの下っ端と闘うシーンは一押し。撮影も大変だったとは思うが、やはり手錠という制約付きの中で見せる格闘アクションはかなり辛かったのではないだろうか。重ねて言うが、照井竜役の木之本さんは本当に素晴らしいアクションを見せてくれている。また、本作ではなんとなだぎ武もアクションに参加。ジャッキー・チェンに影響を受けたという坂本監督の指導のもと、中々のジャッキー風アクションを披露している。そちらの方にも注目してもらいたい。
この仮面ライダーW RETURNSという企画は本作だけに留まらず、7月にもう1本リリースされる。それが「仮面ライダーエターナル」である。こちらは前にも書いた「A to Z運命のガイアメモリ」に登場した敵キャラである、松岡充さんが演じる大道克己(仮面ライダーエターナル)および彼の率いる組織、NEVERにスポットを当てた作品となる。本作同様スタッフの愛がにじみ出た作品となる事は間違いないと思われるので、大いに期待したい。
↑画質は良くないですが、ゲストキャラのリリィ白銀さん(長澤奈央ちゃん)。
↑松岡充さん演じる大道克己率いるNEVER。ちなみに松岡さんの右奥は須藤元気さん。
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テーマ : 特撮・戦隊・ヒーロー
ジャンル : 映画
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