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「コクリコ坂から」 ~三丁目のジブリ的な~

 スタジオジブリ最新作。宮崎吾朗(新人)が監督を務め、父である駿が脚本を書いている。本作は、同名少女漫画を原作とした劇場版アニメである。吾朗監督にとって本作が2作目の長編映画作品となった。前作ゲド戦記よりはずっとキャラクターの描き方が良くなったものの、やはりまだまだ作品としては中途半端な印象が否めない。

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 1963年、横浜。高校に通いつつ港の見える丘の上にあるコクリコ荘を切り盛りする16歳の少女、海(長澤まさみ)。父を朝鮮戦争で亡くしたことから、彼女は毎朝海に向かって信号旗を上げ、亡き父を思うのだった。一方その旗を海から見上げる17歳の少年、俊(岡田準一)。彼は海と同じ高校に通っている。海と俊はやがてあるきっかけで出会い、互いに惹かれあう。

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 観終わってからの率直な感想としては、宮崎駿は年齢と共に説教臭さが格段に上がっているということだ。企画・脚本が宮崎駿なのだが、本作はそもそも1963年が舞台。今の時代に古い時代設定の作品を持ってくる所からすでに「あの頃は良かった」という年寄りの思考が嫌でも伝わってくる(あくまで個人の意見なのであしからず)。更に、これはアニメ作品であり、なおかつスタジオジブリ作品ということで、もっと子供に夢を与えるようなファンタジックな作品(コクリコ坂に関しても実は少しファンタジーな部分があるが、いずれにしてもターゲットとする年齢層が高めで分かり辛い)を作るべきではないだろうか。また世代以外の観客にとっては当時の空気感など分かるはずもなく、本作の監督である吾朗すら当時この世にはいなかったのだ。
 しかし逆に言えばそれだけ捉え所のない舞台の作品を、当時を知らないのに作り上げることができた事は褒めるべき点だろう。ノスタルジックな雰囲気は抜群に出ているし、先ほどの話の裏を返せば世代の方々にはかなりしっくりくると思う。まぁそれには父駿の影響が大きいと思われる・・・。

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 肝心な本編の感想だが、「ダメな部分が多いけど、そこまで悪くはないよね。」といった感じ。タイトルのコクリコ坂の意味すら明確でないような全体的に説明不足な点、もたついてどこかおぼつかない演出等、映画としてどうなのこれ?という点は多いものの、終わってみればゲドのように否定する作品でもない所で収まっている。ちなみに、安っぽいメロドラマみたいであることは疑いようのない事実。
 宮崎吾朗は監督としてのスキルが前作とは比べ物にならないくらい上がっていると言えるだろう。“ジプリっぽさ”という点でも十分感じ取れるレベルだった。まずキャラクターに魅力を感じさせてくれる点。特に主人公の海はそれが顕著で、彼女の一日の始まり、日課、学校生活、恋に対する微妙な心境の変化などから感じ取れるキャラクタ性は非常に魅力的だった。そしてこれはジブリ作品の核になると言っても過言ではない食事の描写。ゲド戦記の食事シーンは全く美味しそうに見えなかったし、汚らしかったが、本作ではハムエッグやアジフライ、コロッケなど、ご飯がご飯として描かれていた。

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 間違いなく宮崎吾朗作品の中では一番いいよね!(ドヤっ)。というかゲドなんて無かったに等しいです(笑)。あと、成長したと言ってもストーリーテリングの部分ではまだまだでしょう。本作は駿さんの脚本という下敷きがあったからまとまっていたというだけにすぎませんし。何よりまだ吾朗さんの色が出ていない感があります。早いとこ吾朗さんらしさが確立できるといいですね。
話は変わりますが、主題歌いい!手嶌葵さんも出演してるよ!(笑)長澤まさみさんかわいい!(笑)

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          ↑くっそ、吾朗ずるい!
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テーマ : アニメ
ジャンル : 映画

2011-08-20 : アニメ映画 : コメント : 0 : トラックバック : 0
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