スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
-------- : スポンサー広告 :
Pagetop

「ザ・ウォード 監禁病棟」 ★★★★☆(4.5点/5.0点)

89分/アメリカ(2011)
公式Facebook

          E382B6E383BBE382A6E382A9E383BCE38389E79BA3E7A681E79785E6A39F.jpg

 ジョン・カーペンターによる「ゴースト・オブ・マーズ」以来約10年ぶりとなる新作(劇場公開作品)である本作。とにかく彼の映画作りには脱帽の一言。とても10年のブランクがあった事を感じさせない手腕に感動してしまった。

          1330516329_Ward_35355804_1857531_1_dpa_Pxgen_r_630xA.jpg

 ストーリー、役者に関して。設定や舞台が非常にコンパクトでかなりわかり易い。だからこそと言えるが、カーペンターのシンプルな演出が見事にマッチしている。舞台は病院という閉鎖空間、逃げ場がない上に圧迫感もあり、夜になった際の雰囲気も抜群。禍々しいオーラを放つ事に成功している。またその中で繰り広げられる怪現象との遭遇、息を呑む追走劇は実に見ごたえがある。オチはなんとなく予想できたものの、私は素直に驚いたし、オチのオチはちょっと笑えたりする(笑)。役者陣は全然知らない人ばかりという印象だったが、主人公とその周りの女性たちは皆フレッシュでキャラ立ちもハッキリしていてよかったと思う。特に主人公役のアンバー・ハードは魅力的だった。顔立ちはキリっと美しいし、スタイルも抜群。70年代ルックも妙に似合ってた(笑)。勝気で好奇心旺盛、引っ張っていくタイプだけど記憶がないというハンデと謎の過去を持つという奇妙なバランスの主人公像をしっかり演じきっていた。今後の活躍に期待。ちなみに他のカーペンター映画の女性主人公としてはゴースト・オブ・マーズの主役ナターシャ・ヘンストリッジに次いで頼りになる女性というイメージか(笑)。

          18692_008.jpg

 カーペンター演出に関して。やっぱりどこをどう取ってもまごうことなきカーペンターの映画。これはもちろんいい意味で。ブランクを感じさせないという理由はここに帰結する。往年のカーペンター映画内での演出が垣間見られる作り込みは実に見事だ。オープニングの病院の廊下を下アングルで舐めるように撮影し、徐々に視点が上がってタイトルが挿入されていくカットは「遊星からの物体X」を彷彿とさせ、シャワー室で湯気の中に影が立つシーンは「ザ・フォッグ」、終盤のガチ格闘アクションは「ゼイリブ」、そして全編に渡るショッカー音はもちろん「ハロウィン」を想起させる。これだけのものが詰まった本作はカーペンター映画の集大成と言っても過言ではない。

          the-ward-carpenter-314725_0x410.jpg

 私がカーペンター映画に出会ったのは大学に入学してからのことなので、かなり最近ということになります。観始めた当時は現役だったことは知らなかったので、まさか新作を劇場で観る機会が来ようとは夢にも思いませんでした。同時に今後こんな機会はもう滅多にないだろうなと寂しくもあります。まだまだ頑張れカーペンター!また劇場で会いたいです。

          photo (1)

 奇跡的にTwitterのフォロワー様からパンフレットを頂きました。Twitterとフォロワー様に感謝と敬意を込めて写真を上げさせていただきます。ありがとうございました。

スポンサーサイト

テーマ : ホラー
ジャンル : 映画

2012-03-03 : 洋画・ホラー : コメント : 0 : トラックバック : 0
Pagetop
コメントの投稿
非公開コメント

Pagetop
« next  ホーム  prev »

カレンダー

03 | 2017/04 | 05
- - - - - - 1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 - - - - - -

Twitter

検索フォーム

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード

QR
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。