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「エンジェル・ウォーズ」 ~嗚呼、愛すべきオn、自己満足映画~

 300やウォッチメンでお馴染みのザック・スナイダー監督による初のオリジナル作品である本作。ザックの頭の中の妄想や想いを盛大にぶちまけた意欲作にして傑作、そして8200万ドル掛けたオナニー映画である!
 愛する母を失い、その遺産の相続が原因で義父に暴行され、抵抗した末に妹まで失い精神病院に入院させられることになってしまった主人公のベイビードール。更に5日後のロボトミー手術によって記憶まで抹消させられようとしていた。彼女は知り合った4人の仲間と共に再び自由を手にするために奮闘する。

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 前提として、物語は現実世界(精神病院)、現実世界での空想の世界(表向きは精神病院だが、裏ではクラブなども経営している)、その夢の中での妄想世界の3つに分かれて進む。進行順としては現実→(現実の空想→空想の中の妄想)×4→現実の空想→現実といった感じ。一度本編を観ただけでは非常に分かりづらい構成である。

では本編の感想を。

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 最初に思ったのは、予想以上にドラマ性があった事。ビジュアルに拘るザック監督の趣向やトレーラーからすると中身は空っぽなのかと思いきやそうではなく、いい意味で裏切られた。脚本の構成がしっかりしていたし、現実世界での話の膨らませ方も上手かったからだと思うが、本作をただのビジュアルだけの映像作品とは思わないでもらいたい。そして肝心のビジュアル部分はもちろん素晴らしかった。そもそも妄想世界のベイビーをはじめとする面々の衣装が凄まじい。殊にベイビーはへそ出しセーラー服に日本刀。その出で立ちでの序盤の巨大武者との戦闘シーンは必見。これを観ただけで十分に元は取れていた(笑)。その他にも第1次世界大戦の世界観、蒸気が動力のロボット、ドラゴン、電車、メカガンマンなどふんだんに盛り込まれたオタク要素にどっぷりとハマってしまった。また、音楽がいい。現実の空想から妄想世界に入る際には必ずベイビーが音楽に乗ってダンスをする。つまり音楽は本作にとっては妄想世界に入るためのチケットのようなもので、非常に重要な役割を果たしている。当然選曲もいい。

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 ここまで書いてくると分かると思うのだが、この映画は自分の趣味に何か一つでもかするようなものがなければとことんつまらない最悪の映画になるだろう。なぜなら本作はザック・スナイダー監督の自己満足、ナルシシズムの塊なのだ。言いかえれば自慰的なとんでもないオナニー映画!しかし良く考えてもらいたい。こんなオタク要素てんこ盛り、8200万ドルの自己満オナニー映画を堂々と、しかもたぶんドヤ顔で世に送り出してしまうザック・スナイダーは最高の変態野郎ではないか!(一応褒めてる)オタク要素を盛り込んだ映画を撮るのは何も彼だけではないが、ここまでストレートに自分のフィールドを他人にひけらかすことのできる監督は中々いない。間違いなく彼の映画の中では一番好きな作品である。次回作はスーパーマンになるが、その先にまたオリジナル作品を撮る事があれば大いに期待したい。

テーマ : 洋画
ジャンル : 映画

2011-04-25 : 洋画・アクション : コメント : 0 : トラックバック : 0
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